【板橋区】新型コロナワクチンのご案内|対象年齢・接種時期・予約方法

新型コロナウイルス感染症は、今も高齢者や基礎疾患を持つ方にとって重症化のリスクがある疾患です。

ワクチン接種については、令和6年度からは秋冬に年1回の定期接種として実施されています。

前野町つばめクリニックでは、ファイザー社製「コミナティ」を使用し、65歳以上の方を中心に接種を行っています。

板橋区でも定期接種制度が実施されており、対象となる方は接種費用が一部公費負担となります。

この記事では、新型コロナワクチンの効果や接種スケジュール、費用、そして当院での接種方法についてわかりやすく解説します。

患者さまへ

当院では、今症状がある方はもちろん、この先の不安や、過ごし方に迷う方も、当院でゆっくりと話して、少しでも安心を得ていただけるよう気軽になんでも相談していただける雰囲気づくりを心がけております。

【板橋区】前野町つばめクリニック院長

目次

新型コロナワクチンとは?

新型コロナワクチンは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の重症化を防ぐために開発されたワクチンです。

当院で使用しているファイザー社製「コミナティ」は、mRNA(メッセンジャーRNA)技術を用いたワクチンで、世界中で広く使用されてきた実績があります。

mRNAワクチンは、ウイルスの一部の情報を体に伝えることで免疫を作り、実際のウイルスに感染した際に速やかに対応できるようにします。

この仕組みにより、感染そのものを減らすだけでなく、発症しても重症化を防ぐ効果が高いとされています。

コミナティは国内外で数多くの臨床データが蓄積されており、安全性と有効性が確認されています。

特に高齢者や基礎疾患を持つ方にとっては、重症化予防のために重要な役割を果たすワクチンです。

新型コロナワクチンの接種対象とスケジュール

新型コロナワクチンの「特例臨時接種」としての無料接種は、令和6年3月31日で終了しました。

令和6年度以降は、「定期予防接種(費用助成あり)」または「任意予防接種(費用助成なし)」として、秋冬(概ね10月〜翌年3月頃)に年1回の接種が行われます。

定期接種の対象者

・65歳以上のすべての方
・60歳〜64歳で、心臓・腎臓・呼吸器・免疫機能に重い障害があり、身体障害者手帳1級をお持ちの方

接種間隔

年1回の接種で、前回接種からおおむね1年以上の間隔を空けるのが目安です。

定期接種対象外の方も、任意接種として全年齢で接種が可能です。

詳しいスケジュールは自治体または当院までお問い合わせください。

新型コロナワクチンの効果と副反応

効果

新型コロナワクチン(ファイザー・コミナティ)は、感染予防だけでなく重症化を防ぐ効果が高いことが示されています。

特に高齢者や基礎疾患のある方では、接種により入院や死亡のリスクを大幅に減らすことが期待されます。

また、年1回の接種によって、流行期に合わせて免疫を高めることができます。

副反応

接種後に見られる副反応の多くは軽度で一時的なものです。

・接種部位の腫れや痛み
・倦怠感や発熱
・頭痛や筋肉痛

これらは通常2〜3日以内に自然に改善します。

まれに重いアレルギー反応(アナフィラキシー)や心筋炎・心膜炎などが報告されていますが、発生頻度は非常に低く、接種後は院内で一定時間の経過観察を行い、安全に配慮しています。

新型コロナワクチンの接種費用

令和6年度から、新型コロナワクチンは無料接種ではなく、自己負担のある定期接種として実施されています。

定期接種(対象:65歳以上、または60歳から64歳までの重症化リスクの高い人)

板橋区では令和6年度の定期接種の自己負担額は2,500円でしたが、令和7年度以降の自己負担額は変更になる可能性があるため、都度ご確認ください。

任意接種(全年齢対象)

定期接種の対象外の方は、任意接種として全額自己負担で接種が可能です。

接種には、自治体から発行される接種券が必要です。金額や助成の詳細については、板橋区の公式ホームページをご確認いただくか、当院までお問い合わせください。

前野町つばめクリニックでの新型コロナワクチン接種について

前野町つばめクリニックでは、ファイザー社製「コミナティ」を使用した新型コロナワクチン接種を行っています。

秋冬の定期接種期間に合わせ、完全予約制での実施となります。

接種時の流れ

予約方法:Webまたはお電話にて承ります
持ち物:自治体から発行される予診票、本人確認書類(マイナ保険証など)
接種後の観察:接種後は院内で一定時間経過観察を行い、安全を確認してからご帰宅いただきます

接種歴や体調について不安がある方も、医師が事前に問診を行い、安全に接種できるよう確認します。

「接種のタイミングがわからない」「対象になるか不安」という方も、お気軽にご相談ください。

新型コロナワクチンのよくあるご質問

Q. 新型コロナワクチンは毎年接種が必要ですか?

A. 令和6年度以降は、年1回、秋冬に実施される定期接種が基本となっています。季節性の流行に合わせて免疫を高めるため、毎年の接種が推奨されます。

Q. インフルエンザワクチンと同時に接種できますか?

A. はい、同時接種が可能です。体調やスケジュールに合わせて医師が判断します。

Q. 妊娠中や授乳中でも接種できますか?

A. 妊娠中・授乳中の方も接種可能とされています。特に妊娠後期の重症化リスク軽減に有効といわれています。接種前に必ず医師にご相談ください。

Q. 過去に副反応が強く出た場合はどうしたらいいですか?

A. 強い副反応があった方は、接種前に必ずその旨を医師にお伝えください。必要に応じて接種の可否や対応を判断します。

Q. 初回(1・2回目)の接種をしていませんが受けられますか?

A. はい、初回接種を完了していない方も引き続き接種可能です。スケジュールについては当院にご相談ください。

まとめ|秋冬の定期接種で新型コロナから身を守りましょう

新型コロナウイルスは、依然として高齢者や基礎疾患を持つ方にとって重症化のリスクがある感染症です。

令和6年度からは、秋冬に年1回実施される定期接種として接種が行われています。

ワクチンを接種することで、感染や重症化を防ぎ、安心して日常生活を送るための備えとなります。

前野町つばめクリニックでの新型コロナワクチン

・ファイザー社製「コミナティ」を使用
・板橋区の定期接種制度に対応
・秋冬のシーズンに合わせた完全予約制
・Web予約・電話予約で受付可能

「今年は接種したほうがいいのか迷っている」「費用や対象がよくわからない」
そんな方も、まずはお気軽に当院までご相談ください。

秋冬の定期接種で、あなたとご家族の健康を守る準備を始めましょう。

この記事の監修者
前野町つばめクリニック院長 佐々達郎

前野町つばめクリニック 院長

佐々 達郎

東京大学医学部大学院医学系研究科 内科学 博士課程修了
日本内科学会 総合内科専門医
日本循環器学会 循環器専門医

佐々先生のプロフィールはこちらから →

前野町つばめクリニック

〒174-0063
東京都板橋区前野町3丁目5-8 プレジール志村1階

03-5918-8718

目次